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2021/08/10

なぜ体調は天候に左右されるのか?

冷房から、いきなり暖房が必要なくらいの気温差に、低気圧と雨降り…
天候の激変に体がついていけず、体調が優れないですよね。

私たちの体は天候の変動により、常に身体的なストレスを受けています。
では、天候で体調が悪くなるのはなぜなのか?そのとき身体はどうなっているのか?

それを説明する前に、まずは身体のメカニズムです。

私たちが生きているあいだ、脳では脳脊髄液(CSF)がつくられ、絶えず全身へ流れています。

脳の中心(脳室内)で、心臓から送られてきた血液から脳脊髄液がつくられると頭が膨らみ、それに応じて頭蓋骨も大きくなります。そして、脳脊髄液が一定量つくられると、今度は頭蓋骨の弾力性によって、脳脊髄液が頭から排出され全身へ流れていくと、頭蓋骨は小さくなります。

それを"脳呼吸"と呼んでいます。

脳呼吸により、頭は1分間に15回くらいのリズムで、膨らんだり縮んだりを繰り返しているのです。

脳呼吸は、肺呼吸と連動していて、頭が大きくなるときに息を吸って、小さくなるときに息を吐くという、体のメカニズムがあります。
体調が良いときは、肺呼吸も脳呼吸と同じくらいのリズムで行われているのですが、この肺呼吸と脳呼吸のリズムが悪くなると体調も悪くなりやすいのです。

そして、本題です。

天候で体調が悪くなるのには、気圧の変化が大きく影響しています。特に低気圧がくると圧力が下がるので、頭が大きく膨れるのです。(飛行機の中で袋菓子がパンパンに膨れるのと同じような状態)
そのことで、脳呼吸により膨らんだ頭が十分に小さくなれず、脳脊髄液の排出が悪くなることで、脳へ酸素と栄養を含んだ新しい血液の流入量が減り、老廃物などの排出も悪くなるのです。
そうすると、脳が軽い酸欠状態になり、脳に必要十分な酸素と栄養を届けようとして肺呼吸が早くなり、それに伴い心臓にも負担がかかることで、体調が悪くなるのです。
飛行機に乗ると具合が悪くなるのも、同じ体のメカニズムです。

天候で体調が悪くなる人は、生まれもった頭の硬さと、疲労の蓄積で老化した頭の硬さにより、頭蓋骨の弾力性が足りなくなっているので、気圧の影響を受けると体調が悪くなりやすいのです。

天候の影響を受けにくい体に変えていくには、大きくむくんで硬くなった頭を、小さく柔らかくして、脳血流を良くすることをオススメいたします。 

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